研究部からのひとこと

2017.05.02 創立30周年記念講演会をまえにして(牛村圭教授(創立30周年記念式典等実行委員会委員長))

 いよいよ創立30周年記念講演会が迫ってきました。当日(5月17日)第1部では、初代所長であった梅原猛顧問が磯田道史准教授を聞き手として、「日文研と私—回顧と展望」のお話をなさいます。日文研創立の理念、多彩な研究者を集めた経緯や苦心、建物に込められた思想、に加え、現下の思索の対象である「人類哲学」、人類の「闇」と「光」の問題にも言い及びながら、日文研の将来にも思いをめぐらせるという内容をうかがえる予定です。創立から30年という節目にあたり、初代所長のお話を拝聴できることはこの上ない幸せに感じます。

 第2部では、ジェームズ・ケテラー先生(シカゴ大学歴史学部教授)が、「日本研究の諸問題—歴史と歴史学をめぐる省察」の題目のもと、日本語で講演をなさいます。シカゴ学派は、日文研創立当初、海外での日文研批判の急先鋒でした。それから30年を経て、初代所長のお話をまずうかがいそののち今日のシカゴ大学の日本研究の重鎮であるケテラー教授の講演を拝聴することで、内と外からの日本研究の軌跡を考える好機となるでしょう。

 講演会への申込みはすでに締め切られ、近年にないほどのたいへん多くの聴講希望の連絡をいただいております。会場となる講堂には収容限度があるため、すべての方のご希望にお応えすることはかないません。本当に申し訳ありません。当日以降、インターネット放送でも配信しておりますので、そちらでご聴講くだされば幸いに存じます。

 

創立30周年記念講演会の詳細についてはこちら
http://events.nichibun.ac.jp/ja/archives/kohenkai/s001/cal/2017/05/17/index.html