研究部からのひとこと

2017.07.12 海外研究交流室から(坪井秀人教授)

 海外研究交流室の仕事に関わってから一年経ち、二年目の年度に入っている。交流室も今年度、30周年記念行事として二つの大きな行事を控えている。

 一つは8月にポルトガルのリスボンで開催されるEAJS(ヨーロッパ日本学会)で日文研と会場校のリスボン新大学との共催によって行われる「日文研ワークショップ」。「キリシタン文化の継承――日欧交流 500 年の原点を探る」と題されたこの企画は、郭南燕准教授を代表者として進められてきた日文研プロジェクト「キリシタン文学の継承:宣教師の日本語文学」の成果を問うものでもあり、リスボンという場所にふさわしい内容となるだろう。

 もう一つは、11月にライプツィヒ大学で同大学との共催で開かれる海外シンポジウム「ポスト3.11と日本研究の現在」。これは〈3.11以後〉の困難な日本社会の状況を日本研究の立場から議論するもので、基調講演に柄谷行人氏をお招きするなど、これまでの日文研のイメージを覆す刺激的な企画にするべく準備を進めている。乞うご期待!

 

坪井秀人教授 紹介ページ
http://research.nichibun.ac.jp/ja/researcher/staff/s150/index.html