研究部からのひとこと

2017.10.04 日文研との繋がり方(今泉宜子客員准教授)

 創立30周年特設サイトにアップされた記念リーフレットによれば、日本研究の国際的中核拠点として、その機能をさらに強化することが「これからの日文研」の課題の一つだという。現在、客員として身を置く自分は、この日文研の国際的ハブ機能の恩恵に最も浴している一人ではないかと思う。直接の契機は、2012年8月にコペンハーゲン大学で開催された第19回海外シンポジウムで発表者に加えていただいたことだ。ここで出会った同大学の長島要一教授には、「デンマーク人の「明治」探訪」をテーマに講演を依頼し、その後書籍刊行に至る経過に立ち会う機会を得た。またオーフス大学のJørn Borup氏とは後日再会し、日本宗教に関するデンマーク語のテキスト制作に多少なりと関わることになった。

 さらに、ペンシルベニア大学のFrederick Dickinson教授とは、2018年を期した共同事業「フィラデルフィアと明治日本」を現在進行形で企てている。目下、当地のフィラデルフィア美術館やフィラデルフィア日米協会等の協力を得て、展示や催事の企画が広がっている。

 日文研というハブは、日本を拠点とした研究者がフルに活用することで、より一層海外の日本研究者に資する機能を増すのではないか。

 

今泉宜子客員准教授 紹介ページ
http://research.nichibun.ac.jp/ja/researcher/staff/s378/index.html